麓眩(ろくげん) – Rockgen –

目が眩むほどの山頂を目指して麓から登ってゆく — 麓眩の由来です。
ギター弾きゆえに、という説も…
(そのため、よく“六弦”だったり“麓弦”と間違われます)

彫金が施されたものは、飾ってあるだけで華やかになったり。
また、身に付けるもの・持ち物となると昔は、粋で、伊達で。
昔の人の遊び心あるオシャレに彫金は欠かせないものでした。
使用感すらその持ち味にしてしまう。
良いものを持つから、時間をかけて自分だけのものとする。
現代にはすっかり薄れてしまった価値観。
でもその価値観はどこか根底にはずっとあって、
近頃の世の中では少しずつ、またふつふつと湧き出てきている気がします。
伝統工芸としての彫金。大好きです。
そして、それを今を生きる私たちの感性で作って行く事もまた
伝統を繋げていくことになると思うのです。

伝統と遊び心。

思わず笑っちゃうものも作ります。(欠かせない)
伝統の素晴らしい技術の習得と鍛錬、そして楽しいものづくり。
これからも日々、積み上げて参ります。